街道最終の、鴨川・小枝橋から羅城門遺址です。
道順と所要時間は参考程度にして下さい。
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平成25年10月27日

鴨川・小枝橋の北側歩道を渡って、右に上鳥羽に入ります。
名神高速をくぐって北上します。
暫く行くと、戀塚浄禅寺です。
山門です。
山門左側に、恋塚(袈裟御前の首塚)と云われる、五輪塔があります。
戀塚浄禅寺の説明です。
左側にある、もう一つの山門から境内に入ります。
本堂です。
地蔵堂と観音堂です。
寶篋印塔です。袈裟御前の供養塔らしいんですが、確かではありません。
水子地蔵尊脇の石仏さまたちです。
戀塚浄禅寺から、左すぐの十字路を右(北)に行きます。
この道は、羅城門遺址まで真直ぐ北上していて、古代の「鳥羽つくり道」と同じ道筋です。
少し行くと、行往院門前です。
山門両側に、石仏さまや愛宕燈籠。
参道です。
本堂の屋根です。
本堂前が狭くって、本堂全体は撮れません。^_^;;
四面に漢字が刻まれた、意味ありげな石碑。
街道に戻って、すぐの十字路を右に入ると金樹寺です。
街道にもどり北に行きます。
民家の軒先にお地蔵さま。
すぐ信号のある十字路を左に行くと、誓祐寺があります。
門前に、苅萱道心舊跡の石碑がありますが、石童丸物語の苅萱道心所縁のお寺なんでしょうか・・・
戻って街道を行きます。
次の十字路に城ケ前町バス停があります。
行往院の山号は城向山、金樹寺の山号は城南山、昔、この辺りにお城があったのかな・・・???
十字路を右に入ると、最然寺です。
本堂です。
境内の、手洗鉢がいいです。^_^
露結は、兎を意味する「露結耳」からきているそうです。
街道に戻ります。
煙出しのある民家です。
左に、実相寺が見えます。
山門です。
本堂です。
実相寺は日蓮宗のお寺で、南北朝時代1352年の創建と云われているそうです。
鐘楼です。
境内の一部や墓地は、改修中の様なので立入遠慮しました。
街道に戻ってすぐ左側に、「ちりめん山椒橋本屋」さんがあります。
丁度、来られたお客さんらしい奥さんに、「美味しいですか・・・」と聞くと、「そりゃあ、おいしいわよ。こちらのを食べたら、よその物は食べられないわよ。」との意味を、京都の言葉で・・・^_^;
入って見ると、小型の保冷ショーケースがあるだけの、ごく普通の家の感じで、通路にこんなのが掛けてあります。^_^。
ザックに入れて帰ったので、袋がクシャクシャになっちゃいました。
帰って食べて見ました。
作りたてで、甘からず辛からず・・・緑の丹波産の山椒がピリリと効いて、美味しいです。
防腐剤など無添加なので、要冷蔵、早めに召し上がってください・・・との事です。
価格は、100グラム700円、150グラム1,000円です。
橋本屋さんの回し者ではありませんので、念のため・・・^O^
橋本屋さんを出て、街道を行きます。
明治初期の村役場鬼瓦です。
信号のある十字路を過ぎて右側に、妙蓮寺があります。
久世橋通旧千本を通過。
少し行くと、左側に實光寺があります。
山門です。
無縁仏さまを夕陽が照らしています。
ふと、昔の軍歌が・・・
「赤い夕陽に照らされて 友はのずえの石の下・・・」
縁起でもない・・・南無阿弥陀仏。
陽が暮れるぅ・・・^o^;;
急ぐ街道に、お化粧をされたお地蔵さま。
簾を西陽が照らします。
十条旧千本の交差点です。
吉祥院天満宮の石燈籠があります。
交差点を渡った所にある石標。道しるべの様です。
街道を急ぎます。やがて、九条通の向うに、小堂が見えて来ました。
矢取地蔵寺と説明です。
お堂前の道しるべです。
お堂の右側を入ると、唐橋花園公園で、園内に羅城門遺址の石標があります。
鳥羽街道てくてく、終わりました。^_^
東寺前を通って、京都駅へ向かいます。
コース
納所・淀小橋旧址11:45☛妙教寺12:05=12:15☛飛鳥田神社標石13:01☛浄貞院☛飛鳥田神社13:20=13:30☛飛鳥田神社標石13:41☛鴨川・小枝橋15:10☛恋塚浄禅寺15:25=15:30☛羅城門遺址16:45☛JR京都駅17:15
鳥羽街道 約9.2Km
鳥羽街道てくてく距離(GPS測定) 15.0Km
27日てくてく距離総計(GPS測定) 約24.7Km
内訳
鳥羽街道15Km
三栖道筋再調査 3.4 Km
淀城跡と周辺探索 4.1Km
羅城門遺址~JR京都駅2.2Km